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エステサロンのチラシ作りで押さえておきたいコツと注意すべき内容について解説

エステサロンのチラシ作りで押さえておきたいコツと注意すべき内容について解説

エステサロンの広告は今やWeb展開が欠かせませんが、昔ながらのチラシも低コストで一定の集客効果が期待できることから、取り入れているエステサロンも多いでしょう。チラシの効果を高めるには、コツを押さえておくことが大切です。

本記事では、来店につながるチラシ作りのコツ、作るときに注意すべきことを解説します。
エステサロンのチラシ作りで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

行きたくなるエステサロンのチラシ作り9つのコツ

行きたくなるエステサロンのチラシ作り9つのコツ

実際にお店に足を運びたくなるチラシ作りのポイントを紹介します。まずはできそうなものから、取り入れてみましょう。

ターゲットを明確にする

エステサロンのメニューはフェイシャルからボディメイキング、リラクゼーションと幅広く、多くのメニューに対応できることを示したくなります。しかし、「誰に向けたメニュー」なのかが明確でないと、チラシを手にしてもターゲットの心に響かず、関心を持ってもらえない可能性があります。ターゲットとなる顧客層のニーズを的確に捉えたチラシを作成することが、成功への鍵となるでしょう。

アピールメニューは厳選する

チラシには、ターゲットに合わせた最適なメニューを厳選して載せます。メインとなるメニュー以外についても載せたくなりますが、情報過多になるとアピールポイントがブレてしまい、伝わりにくくなります。チラシを目にした人が「このエステサロンは〇〇がおすすめなのだ」とすぐ認識できることが重要です。

ひと目でわかるキャッチコピーをつける

チラシを読むか捨てるかは約2秒で決まるといわれています。そのため、ひと目で興味を引くキャッチコピーをつけることがポイントです。一般的に知られていない専門用語や難解な言葉は避け、誰にでも分かりやすい言葉を使って、イメージが湧くようなキャッチコピーを作成しましょう。

店内やオーナーの雰囲気が伝わる写真を掲載する

マンツーマンでサービスを行うエステサロンのチラシで欠かせないのが、お店や実際に施術する人の雰囲気がわかる写真です。初めて訪れるお客様の不安を解消し、「行ってみたい」と思われる温かみのある写真を掲載するのがおすすめです。

料金をわかりやすく明記する

料金は来店を決める大きな判断材料です。エステサロンは施術の度に払う都度払い以外に、〇回コースや月額などの料金形態もありますが、料金が明確でないと不安を感じる人も少なくありません。誰が見てもわかる料金表示をして、安心してもらうことが集客へとつながります。

クーポンや限定キャンペーンのお得情報を載せる

「よさそう」という興味を、「行ってみよう」に変えるのが割引クーポンやチラシ持参限定などのお得なキャンペーンです。ただし、割引クーポンをつける際には、不当表示にならないよう有効期間や料金の明記が必要です。

最寄り駅の出口・MAPなど行きやすい店舗情報を載せる

エステサロンは大型施設内や自宅兼エステサロン、マンションの一室など、店舗形態も多様です。店舗によっては、駅から離れている、住宅街にあるなど、場所がわかりにくい場合もあります。住所、電話番号はもちろんですが、最寄り駅の出口、目印となる建物や公園などが表示されたわかりやすいアクセスMAPを載せていると好印象です。

2次元コードを載せてWebとリンクさせる

エステサロンのホームページやSNSアカウントを開設している場合、チラシに2次元コードを載せることもおすすめです。チラシには載せられなかった詳細情報を見てもらうことで、来店率アップが望めます。

第三者に見てもらい、ブラッシュアップする

すべての準備が整ったら、本刷りをする前にサンプルを作り、第三者に見てもらいましょう。ターゲット層と近い人や経営支援の相談窓口などを利用し、幅広い意見を聞くことで思わぬ改善点が見つかるものです。

エステサロンの集客についての詳細は以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。

エステサロンのチラシで注意すべきこと

エステサロンのチラシで注意すべきこと

美容や医療、健康関連の広告は厳しく規制されています。エステサロンも例外ではなく、広告内容には十分な注意が必要です。

広告表現は薬機法や景品表示法などに抵触しないこと

エステサロンのチラシ作りは、以下の法律・ガイドラインに抵触しない表現が求められます。

薬機法(医薬品医療機器等法)

エステサロンの広告内容で関わるのが「虚偽・誇大広告等の禁止」と「承認前医薬品等の広告の禁止」です。医師などが保証したと誤解される広告や薬ではないものを医薬品等と誤認させるような広告は禁じられています。

あはき法(あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律)

無免許のエステサロンのメニューで、医療類似行為にあたる「マッサージ」と表記することはできません。

景品表示法

実際よりも著しく優良、有利であると見せかける不当な表示を禁止しています。規制は2種類あり、内容が著しく優良だと誤認される「優良誤認表示」と、取引相手に著しく有利だと誤認される「有利誤認表示」です。

特定商取引法

「誇大広告等の禁止」によって、著しく事実に相違する表示や実際のものよりも著しく優良、有利だと誤認させるような表示を禁止しています。

医師法

「医師でなければ、医業をなしてはならない」と定められており、そもそもエステティシャンは医業を行えません。医療行為かのような誤解を与える表現は、景品表示法の「優良誤認表示」や薬機法に抵触する可能性があります。

ビフォーアフター写真掲載はすべての情報を明記

エステサロンのチラシで載せたくなるのが、ビフォーアフターの写真ではないでしょうか。厳しく広告規制されているため不可だと思われがちですが、条件つきで可能です。

効果を得るまでの指導内容や対象者、期間など根拠となるすべての情報を虚偽なく公開し、無加工・無編集の写真を掲載することが条件です。例えば、写真は無加工・無編集だったとしても、対象者にスタッフが含まれているにもかかわらず、すべてお客様であるように表示することは景品表示法違反に問われかねません。

情報を詰め込みすぎない

メニュー以外にも、エステサロンに対するオーナーの思いや施術の様子など知ってほしいことが多く、情報を載せすぎる場合があります。

よくあるA4サイズのチラシにすき間なくびっしり書かれているのは、読みづらく、逆に本当にアピールしたいことが目立たなくなります。どうしても詰め込みがちな場合は引き算し、載せるべき情報を厳選していくといいでしょう。

エステサロンの広告についての詳細は以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。

チラシデザインの選択肢として外注も検討

チラシデザインの選択肢として外注も検討

美しさを求めるエステサロンのチラシはデザインも重要です。色使いやフォント、余白の使い方で印象は変わります。自分でデザインするのが難しければ、外注するのもひとつの方法です。プロに頼むのは予算的に難しいと二の足を踏む方も多いかもしれませんが、集客の効果が高まる可能性があります。

POINT

エステサロンのコンセプトとターゲットが明確になっていれば、クラウドソーシングなどを利用してフリーランスに発注したり、オンラインのデザインプレートを活用したりすることも可能です。こういったサービスを利用することで、コストを抑えながらイメージに合ったデザインのチラシを作れます。

エステサロンのチラシはターゲットとメニューを絞って、シンプルに!

エステサロンのチラシは効果的に活用すれば、低コストで集客につながるツールです。アピールポイントを厳選し、シンプルに作ることで魅力がダイレクトに伝わります。チラシを見た人の興味を引くフックとして、エステ機器も有効です。

「GROTTY PRO」は、独自の技術を用いた次世代の美容マシンとして高い評価を得ています。また、筋膜トータルケア「RELEASE CUTTER」は、革新的な筋膜トリートメントで他店と大きな差をつけられるでしょう。

どちらの機器も施術効果の高さと多彩なメニューに活用しやすいため、エステサロンの強み作りに効果的です。無料体験講習会や出張デモを実施しているので、一度お試しのうえ、ぜひ導入をご検討ください。

※GROTTY PROとRELEASE CUTTERは医療用機器ではありません。

GROTTY PRO(グロッティプロ)
RELEASE CUTTER(リリースカッター)