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業務用エステ・美容・健康機器のコンサルティング

痩身エステはオールハンド?業務用痩身機器? 最新機器の種類と仕組みを紹介

痩身エステはオールハンド?業務用痩身機器? 最新機器の種類と仕組みを紹介

「痩せて美しくなりたい」というお客様の要望に応える痩身エステ。そのメニューは、昔ながらのオールハンドマッサージから、超音波やEMS、LEDなど最新技術を取り入れた業務(エステ)用痩身機器までさまざまです。痩身エステのメニューが増えればよりきめ細かなケアが可能となり、お客様の満足度を高めてリピーター増加や売上向上につなげられるでしょう。

本記事では、痩身エステの基本からオールハンドと業務用痩身機器のメリット・デメリット、最新機器の種類などについて解説します。

痩身エステについて

病気や怪我の治療を行う医療とは異なり、エステについては「美容に関するサービスをしてくれるところ」など漠然としたイメージを抱く方も少なくないでしょう。一般社団法人日本エステティック振興協議会にて「手技又は化粧品・機器等を用いて、皮膚のお手入れ(スキンケア)、体型を整える(プロポーションメイキング)、リラクゼーション等の施術および指導」だと定義されています。

エステにおけるプロポーションメイキングは、体重を減らす・痩せるという観点だけではなく、健康でバランスのとれた「身体」「体型」の形成を目的としています。

POINT

痩身エステはプロポーションメイキングに該当しますが、健康的でバランスのとれた体型を目的としている以上スキンケア・リラクゼーションも取り入れていかなければなりません。まさに、エステの集大成ともいえるメニューです。

サロンでの施術と同様に重要なのが、プレカウンセリングとアドバイスです。お客様の肌質や身体の状態、目的を丁寧に聞き取ったうえで、最適なメニュー・機器を選択し、食生活や運動などのセルフケアに対するアドバイスも求められます。エステティシャンは、マッサージや機器を適切に操作する手技だけでなく美容と健康についての専門的な知識と深い理解が必要です。
 
 
痩身エステには、ハンドマッサージによるものと痩身機器を用いた施術の2種類があります。
以下でそれぞれについて詳しく説明します。

ハンドマッサージ

ハンドマッサージ

ハンドマッサージはチェーン店の増加とともに年々市場が拡大しており、日常的に利用しやすくなっています。その種類も、国家資格が必要な国家資格型のあん摩・マッサージ・指圧のほか、リラクゼーションサロン型のストレッチ、アロマセラピー、リフレクソロジーなど豊富です。(エステサロンでの痩身ハンドマッサージは、リラクゼーションサロン型のボディケア、プロポーションメイキングに分類されます)

ハンドマッサージは人の手ならではの繊細なアプローチが可能なことや、特有の安心感・リラックス効果が得られるといった特徴があります。

業務用痩身機器

業務用痩身機器

痩身機器はその名の通り、痩せることを目的とした機器で、家庭用、医療用、業務(エステサロン)用があります。
家庭用はいつでも使えて手軽ですが、出力は最も弱く効果を感じるまでかなりの時間が必要です。逆に医療用は、医師が医学的根拠に基づいて行う治療に用いる機器です。最も出力が強く効果がわかりやすい反面、機器そのものが高額であるほか、副作用があるなどのリスクも伴います。

業務用痩身機器は、医療用痩身機器ほどの出力はなく、医療行為となる施術もできません。一方で、家庭用よりは効果を感じやすいのが特徴です。

業務用痩身機器については以下の記事で詳しく解説しています。


オールハンドと痩身エステ機器、どっちがいい?

オールハンドと痩身エステ機器、どっちがいい?

エステサロンの痩身において、機器を用いず手技(ハンドマッサージ)のみで施術をするオールハンドと痩身機器のどちらがいいのかは難しいところです。双方のメリット、デメリットを知り、サロンの規模やメニューの目的に合わせて、選択するのがいいでしょう。

オールハンドのメリット、デメリット

オールハンドによる痩身エステの最大のメリットは、安心感とリラックス効果です。痩身機器のように1分間に何万回の振動を筋肉に与えることはできませんが、手技ならではの心地よさを与えることが可能です。また、ハンドマッサージによる血行改善といった効果も期待できます。

エステティシャンの技能・知識がケアのクオリティに直結するため、スタッフのモチベーションや技術が向上しやすいこともメリットのひとつです。また、予約待ちをしてでも施術してほしいという固定客を持つエステティシャンが増えることは、他店舗との差別化につながり、経営の安定化も実現できるでしょう。

デメリットとしては痩身効果(ここでいう痩身効果は、むくみの解消や基礎代謝の向上などを指します)を感じるまで時間がかかる、エステティシャンによって技術に差がある、施術に時間がかかるなどが挙げられます。

業務用痩身機器のメリット、デメリット

業務用痩身機器を導入する最大のメリットは、手技による施術では届かない場所に強力なアプローチが可能で、痩身効果を感じやすいことです。また、エステティシャンによる技術の差が少なくなるため、スタッフの負担及び人材育成のコスト軽減とお客様の満足度が両立することも大きなメリットです。

デメリットとしては導入するための資金の確保や耐久性・保証の確認が必要であること、電気や超音波などを用いて施術するため、痛み・火傷・後遺症などのリスクがあること、機器によってはお客様の体調や持病の関係で施術できないケースがある点です。

注意点として、誤って医療用痩身機器を導入すると法令違反となるうえ事故のリスクを高めます。事前に業務用痩身機器として認められた出力や用途の設備であることを確認しましょう。

業務用痩身機器の種類

ここでは、最新業務用痩身機器の仕組みと目的を紹介します。機器導入には資金面だけでなく、提供メニューの内容と合致しているかも重要なポイントです。

超音波

超音波の高速振動を身体に当てることで、当てた部位の脂肪細胞に温熱作用を起こさせます。温熱作用を起こした脂肪細胞は分解されやすくなり、代謝によって体外へと排出されることで痩身効果を得ることができます。むくみ、セルライト改善を目的としています。

EMS

EMS(Electrical Muscle Stimulation)というのは電気的筋肉刺激といわれる装置です。電気で筋肉を刺激し、運動効果を与え、筋エネルギー消費によるグリコーゲン代謝、糖代謝の活性化を図る仕組み。筋肉を強化し基礎代謝アップ、痩せやすい体質へと改善を図るのが目的として使用します。

ラジオ波(RF)

一定の周波のラジオ波 (高周波)を身体に当てて、内部に温熱を発生させ、体内温度を上昇させることで血行を促進し老廃物を排出しやすくします。脂肪減少だけでなく、冷え症、痩せやすい体質へと改善を図ることを目的としています。

脂肪冷却

脂肪の凝固点が皮膚よりも高いことを利用し、脂肪のみを凍結させて、体外に排出する仕組み。脂肪減少とプロポーションメイキングを目的としています。また、脂肪冷却の機器は医療機器に含まれるため、使用は医療資格者に限られます。

電磁パルス

高密度焦点式電磁(HIFEM)技術で運動神経を刺激し、深部の筋収縮を行うことで、脂肪代謝を促す仕組み。筋肉増加、脂肪減少、体質改善を目的としています。

電磁パルスの痩身機器については以下の記事でも解説しています。

まとめ:痩身エステは業務用機器も取り入れることで、細かなケアが可能に!

昔のエステの痩身メニューといえば、エステティシャンによるハンドマッサージと生活改善の指導がメインでしたが、最近はさまざまな業務用痩身エステ機器を取り入れています。機器によって仕組みや目的が異なるため、オールハンドよりも多彩なケアを常に提供することが可能となり、サロンの安定した経営に欠かせない存在といえます。また一方で、機器の中には医療従事者にしか扱えないものも多くあるため注意が必要です。

サロン経営を支える痩身エステ機器として、1500以上の導入実績を持つ再生美容マシン「GROTTY PRO(グロッティプロ)」と独自開発の4D ECMSで筋膜にアプローチ可能なトータルケアマシン「RELEASE CUTTER(リリースカッター)」がおすすめです。

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